昭和の時代であれば清楚系のアイドルは人気が高く、一般人にも情報ツールが乏しい中で、テレビで見るアイドルはまさに夢を売る仕事でした。実際には普通の人が芸能界になって仕事をしているだけですが、テレビでしか会えないだけに見ている人は、理想と夢を膨らませていた状態です。熱狂なファンともなればテレビのブラウン管越しに見ていた彼らは、まさに雲の上の存在でした。時代が大きく移り変わり今では、テレビだけが情報を伝える機器ではありません。インターネットもありますし、何よりも現代では実際に会えることのできるアイドルというスタンスを打ち出しています。すべての事務所がそうではありませんが、はるか昔テレビで見ていた憧れの存在が、今では会いに行くことのできる存在になっています。かわいいアイドルを目の前にして握手をしたりできる、そんなアイドルが今では珍しくはありません。ファンにとってみれば好きなアイドルが身近になりますし、だからこそ親近感がもっと沸いてきます。